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一人暮らし始めました

2019年11月1日~11月2日 [オタク旅行部/京都編 #1&#2 ]


先日の連休で京都に行ってきました。

その記録です。

(先日っていつの話だよ年越えちゃったぞ!!)

 

 

 

今回ついに思い立った京都旅行。

ついに、と言うのは遡ること数年前。

高校卒業を控えたあの日、

京都の大学への進学を考えていた友人

(今回のオタク京都旅行部のメンバーでもある)に

「俺、京都に遊びに行くから!」

と言い放ったことに端を発するのですが…。

しかしそれを果たせぬまま、

1年経ち2年経ち…何年経った?

交わした約束忘れていなかったか目を閉じ確かめて欲しい。

とまぁそんなこんなで18歳のサトチカ少年の約束を果たすべく、

25歳サトチカ青年はついに重い腰を上げたのでした。

行きたくなかった訳じゃなく、むしろ行きたかったまであるんだけど、

金だのライブだのを考えて

後回しにしていたのはまぁ事実ですよね。

ここまでくると一周回って感慨深いものがあります。

周りの友人も

「えぇ…!?

あのサトチカさんが……ついに京都に………!?!?!?!?」

みたいな反応で揃っていたので。

本当だよ。

 

ではここで今回のオタク旅行部京都編を彩った、

素敵なメンバーの紹介を。

 

・あとむ

僕が7年(実質6年?)待たせた高校からの友人。

かつてサトチカとともにDOB*1に所属する。

今年ついに就職を決め、

京都を離れてしまうことになる。

今回の宿泊先兼ガイドを務め、

道中Pixel 4の性能をこれでもかというくらい見せつけてくる。

もしかしてGoogleからの刺客?

 

・かさい

高校からの友人で、

オタク紫波旅行部(前回記事参照)から参戦する古株の1人。

界隈では楽曲派オタクとして一定の地位を確立し、

普段は頼れる社会人三年目だが、

酒の入ったグラスを肘打ちで落としそうになったり

鴨川に落ちたりとたまにポイントを稼ぐ(たまに?)。

 

・和喜ちゃん(わきちゃん)

わきちゃんの「わ」は和菓子のわ、でお馴染み。

彼がいなければ我々は南禅寺にたどり着けなかった(後述の「南禅寺事件」参照)。

何かと気配りを欠かさない、有能すぎる後輩。

今回の旅行で3kg太るつもりだったが、

むしろ痩せそうな勢いで歩き回ったため、ピンチ。

 

・さとゆー

高校からの友人。

界隈では「クマ」「地球」の呼ばれることもある。

理不尽な管理職と新人の狭間で日々ストレスに苛まれるその姿はもはや三年目とは思えない。

今回の旅行には呪い(なんの?)で姿を変えられてしまった(なんで?)という設定で、

ぬいぐるみとして参加している。

 

ツッコミどころは多少あると思うが

ここからほんへ。

 

 

#1 「好きなもん好きなだけ食っていいぞ。お前の金で」

 

今回の京都旅行の日程は、移動も含めると

11月1日(金)~11月4日(月)の四日間。

そう、金曜日は休みだったのである。(この2週くらい前の土曜出勤の代休)

それが紆余曲折*2

を経て午後からの休みとなったため、移動を開始したのは昼過ぎくらい。

 

なんやかんやで朝飯も食ってなかったので

新幹線内でカロリーメイトとサンドウィッチと

これを摂取。

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「もちぞー、大好き!どうぞ!!」

俺ももちぞーが好きだよ。

実はたまこラブストーリーで満足してたまこマーケットは見ていないオタク。

あとでその話をしたらわきに叱られました、南無。

 

そんな感じで京都への気持ちを高めつつひとまず東京着。

俺は改札の外にいる、自分はこっちの改札、僕はもう入っちゃったぞ

なんてやってたけどなんとか二人とも無事合流。

いそいそとのぞみに乗り込むやいなや

なんか金色のやつでぷしゅっとおっぱじめる横二人。

いぃただきましたァー!! じゃあないんだよ。

 

ここまで各々で高めてきていたオタクたちの間にもはや言葉はいらなかった。

なんなら少々お疲れモードで寝てたまである。俺が。

2時間ほどの東海道新幹線を経て、

ついに、

ついに。

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伝 説 の は じ ま り

た ど り 着 く べ き 場 所 

 

ここまで来るのに何年かかったことか。

京都に着いた瞬間ウキウキ過ぎて

荷台から下ろそうとしたキャリーを受け止め損ねて親指を負傷した。

すかさず絆創膏をくれたわき。ありがとう。

それでもまだウキウキだったので柄にもなく自分から写真撮ってと頼む始末。

(載せようと思ったけど結局載せず)

あとむの家への移動はバスだって。でもSuicaは使えるよ。

......使える...はず、だった。

 

なぜかSuicaが使えず京都に着いて早々バスを止める男、サトチカになる。

なんでやねん!とかそんな場合じゃない。

ただ焦るサトチカ。

乗客と運転手の無言の圧に耐えながらなんとか小銭を出して下車。

バス停で待つあとむ、ニヤニヤすんな。

変な汗かいたね、いやー京都はあったかいなぁ!?

......やめてほしいよ、ほんとに。

 

時程が早まっていたためこちらで夕食をみんなでとることに。

一旦お宿(あとむの家)に荷物を置き、さとゆーとも合流。

最初に予定していたお店はどうやらいっぱいだったようで入れず。

店を求めてさまよう旅人たち、ガイドも形無しである。

そしてなんとか決まった記念すべき一店目はこちら

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美味しいものを食べ、美味しい酒を飲み、友と語らう。

「毎日これでいい」

しか言わなくなるオタクたち。

毎日これでいいもん。 

 

あとなんか夜の鴨川にも行ったけど

鴨川感を全然味わえなかったね。

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寝床ガシャSSR布団(SR寝袋、R固めのソファ)を手に入れ、明日への期待を胸に就寝。

サトチカは秒で寝るらしい。

本人はそれこそ秒で寝てるのでよくわからないが。

 

 

#2「ビール飲むと健康になるらしいよ、いやマジで」

起床。

腰が痛い。

なぜ...俺は布団で寝たはずなのに...どうして......。

オタクたちも徐々に起き始める。

毎日こんなに楽しい気持ちで朝を迎えられたら...どんなに幸せだろうね。

さあ出発、もちろんお前もな、さとゆー。

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二日目最初の目的地は伏見稲荷大社

電車で移動だ、行くぞSuica

改札「ピピーッ!」

...

どうして...

 

駅員さんと話してようやく判明。

昨日からのSuica使えない件の真相。

どうやら前に新宿駅に入ったきり、出てきてないことになっているらしかった。

俺はまだ、アニサマに心を置いてきたままなの...?

JRじゃないとどうしようもないとか言われたので、仕方なくICOCAを購入。

この日ずっと改札恐怖症に陥っていたサトチカなのでした。

 

さて伏見稲荷大社

言わずと知れた京都の観光名所。

修学旅行で来たことがあるけどサトチカは外観を見ただけで

中(敷地内?)には入ったことがない。

昔からお稲荷さんのとこは行くなと祖母に言い聞かせられてて、

修学旅行の時は行ってもいいぞって言われたけど

結局気が向かなくて向かいのコンビニで時間つぶしてた思い出。

...まぁ、今回は何にも気にせず行きましたが。

 

「一番上まで行かなくても見晴らしのいいとこあるんだよ」という言葉の下、

登る登るひたすら登る。

しかし千本鳥居、さすがの迫力だね。

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自分の目で見てちょっと感動。

一方、我々が目指した場所までどれぐらい登ったか、

足も腰も悲鳴を上げついには汗だくですよ。

むしろどこまでいったら頂上なんだってレベル、行くゾ!限界×突破(行かない)

見晴らしは本当に良かった、いい天気だったのでさらにgood。

見えるかさとゆー、これが京都や...

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ちなみに後から知ったんだけどここ、

福士蒼汰の映画のロケ地になってたみたいなんですよね。

また蒼汰に近づいてしまったな...。

 

 

しっかりと記念写真を終えて下山し、昼食。

二日目のお昼はこちらでいただきました。

......写真撮ったつもりだったけどなかったわ。

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いなりで友達にマウント取ろうとするオタク、何?

(そもそもいなりマウントとは...?)

先日のカンピロピロにもめげず鳥さんを食べ続けるかさい。

食は戦い、と語るだけのことはある。

店頭に売ってたうずらの丸焼きも食うし、すごい。

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腹もふくれて次に向かったのは~~~?

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響け。

こんなことならユーフォ見直しとけばな~とは思いつつ、

そんな時間はなかったよな、と我に返る。

全部働いているせい。

早くヒモになりたい。

 

橋を渡ったところで紫式部の像を発見。

これは触媒!と思い写真を撮ろうと近寄ったところ。

 

英 霊 召 喚 

 

観光ボランティアのおばちゃん

 

しっかりと捕まり、観光ガイドオ〇ニーに付き合わされる。

ありがたいお話をお聞きしました。

もしかして正月福袋で紫式部来なかったのこの人のせいでは?

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まず目指したのは平等院鳳凰堂

こちらも同じく有名な観光スポット、また同じく修学旅行で訪れたところ。

「前来たときは学生料金だったなぁ...」という

時の流れによくわからない形でショックを受けつつも入場。

やっぱり見ごたえあるよね、綺麗だよ。

とはいいつつ見るとこあんまないんだよな。

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ちょっと休憩、ということでオタクたちが飛びついたのは、

抹茶ビール(とほうじ茶ビール)なるもの。

 デン!お茶のやつ~

店頭に貼ってあったビール健康法についつい気を良くしてグビグビ飲んでたよ。

短命県、返上!

なお私はビールがまだおいしく飲めないお子さまなので

裏手によさげな甘味処を見つけ、癒されていたのでした。

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だんだん日も傾きはじめ、せっかくならと次に目指したのは大吉山展望台。

ちゃんと覚えてる(思い浮かべられる?)数少ない聖地のひとつでもありました。

愛を見つけた場所、いいよなぁ~

しかしまた山か。

なんだか今日はひたすら歩いて登っての繰り返しじゃないですかね?

まさにハイキングウォーキング......Q太郎、元気か。

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楽器もってこんなとこ登ってくるの!?なんて夢のないことを思いながら、

ようやくたどり着いた展望台。

...人がたくさん。

オタクも何人かいたんでしょうが

普通に景色を撮りに来ていたキャメラの方たちやカップルなど様々。

でもそれもそのはず、見える景色がすごくいい。

頑張って登ってきただけのことはある。

着いた頃には夕日もちょっと沈みかけていたけど、

夕焼けから夜景に変わるまでをただただぼーっと眺めていました。

こういうゆっくりした時間が必要だよ...世界......。

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宇治を後にし、晩飯を求めて移動。

歩いて回ったものの結局決まらずぐだり始めるいつもの悪いクセが出始めるも、

誰かの鶴の一声でお好み焼きに決定。

そんなこんなで本日最後のお店はこちらでした。

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美味い!サイコー!もう一杯!

いやほんと毎日これでいいな...。

サトチカはぽんぽこぽん(元気の無いところだとやらない)でおなじみ?

道とん堀しか知らなかったので、

食う以外のところを全部やって貰って

至れり尽くせりだなとか思ってました。

オタクたち、久遠寺右京知らないってマジ!?

ヘラもってはしゃいで損した。

 

 

帰り道にはなんと、修学旅行で泊まった宿、夜間外出で回ったアーケード街に

思いがけずたどり着き、突然のエモに襲われるなどのハプニングもありました。

ただ宿は本当にそこだったのか確証は得られず、たぶんあってるとは思うんだけどね。

もしかしたら偽りのエモだったかも...。偽りのエモって何?

 

もう家につく頃には疲労困憊オタオタのクタクたち。

今日ほとんど歩いてたもんね、仕方ない。

身支度を整え、一人、また一人と眠りの世界に落ちていき、

二日目の夜も更けていったのでした。

そして、次の曲が始まるのです...。

(三日目、四日目に続く)

 

*1:高校では部活動を途中でやめ、大学も一浪する、という社会からのドロップアウトを決めた男たち三人で(いつのまにか)結成されていたユニット。

ドロップアウトボーイズ。

*2:休みを変えられそうになったりならなかったり、結局午前だけ出た。

そのせいで局とケンカをしたがその話は長くなるので聞きたい人だけ聞きに来てね