2019年6月4日[MACROSS CROSSOVER LIVE 2019 感想回]
先日開催された「MACROSS CROSSOVER LIVE 2019」の二日目に参加してきました。
感想です。
まず僕とマクロスといえば、直近の話だと
「全マクロス大投票の感想をリアルタイムでつぶやいていたらTwitterアカウントを止められた」
というものがあります。
誰がbotやねんって話なんですが。
そんなことからもわかる通り、
世間一般的にいうところのオタクである僕が特に好きなシリーズであるマクロス。
沼に入ったきっかけは中学2~3年の間で見たマクロスFでした。
シリーズ初の学園を舞台にしたもので、根幹テーマである三角関係、シェリルとランカのWヒロインというFの要素は
シリーズの作品一通り見たうえで言ってもかなりとっつきやすい印象なのですが、
皆さんご存知の通り僕はラブコメ大好きなのでより一層、といった感じでドハマり。
人生で初めて自分で買った
CDは「CMランカ」、DVDは「劇場版マクロスF虚空歌姫」です。
そしてそこから超時空要塞、7、プラス、Ⅱ、ゼロ、デルタ...と一通り全部見てきました。
iPodに入ってる曲数も多分シリーズまとめるとトップ3には入るのではないかなと。
(ちなみにトップ3他はラブライブシリーズと水樹奈々さんです。)
実は小さいころに7はちらっと目にした記憶があるのですが、
(ギターで戦闘機操縦してたな、と覚えているのでのでまず間違いない)
そのときは「なんじゃこりゃ」と一蹴したんですね。
今では7はすごい好きな作品なので人ってわからないものです。
とまあそんな感じで、オタク人生の大きな柱となっているマクロス。
そのシリーズ内の作品が集まって一つのライブを開くってんだから行くしかないでしょう!
となったのが今回のいきさつになります。
チケットを取ってくれた友人には本当に心から感謝しています。
友人、ありがとう。
この恩は死ぬまでには...たぶん。
ではセトリと共にここから感想です。
大きな流れとしては、楽曲をその作品ごとに発表時系列順で追っていく形でした。
〇OP
開幕からびっくりでしたね。
ここのびっくりは選曲に対する驚き。
さっきは全作品一通り見た、なーんて偉そうにほざいてましたが
実はこの歌数えるほどしか聴いたことなかったんですよね、もちろん音源も持ってない。
一日目は小白竜だったみたいですね、そっちも聴きたかった。
こっちはこっちで福ちゃんの生歌めっちゃええ...ってじっくり聴いてました。
02.【メドレー】(飯島真理)
私の彼はパイロット
0-G LOVE
SUNSET BEACH
03.天使の絵の具(飯島真理)
04.愛・おぼえていますか(飯島真理)
(2曲目、メドレー扱いなんですね。
飯島さんは曲ごとに区切っていたけどまぁ、曲の長さ的な問題なのかな。)
すごくぶっちゃけた話にはなるのですが、
飯島さんが歌うのにはすごく不安がありました。
これまで見たマクロス関連のTV番組や映像、もちろん全てではないですが
少なくとも僕が見てきた飯島さんの歌唱シーンはお世辞にもミンメイのそれではなかった。
(この言葉が適切であるかは分かりませんが、上手い下手とはまた別なのかなと)
もちろん、飯島さんがミンメイ(を演じた人)として活動していたのはもうずいぶん昔の話で、
ここに至るまで歩いてきた道のりや抱えてきた思いもあり、また人間である以上
当時と全く同じというわけにはいかないんだろう、と理解はできますが。
時を経てなお”ミンメイ役”を冠して表舞台に出てくるのであれば、
それ相応のものは求められるのではないか?というのが
ライブ当日、飯島さんの歌を聴くまでの僕の正直な気持ちでした。
前述したとおり、当時のそのままというわけにはもちろんいかないですが、
この日の飯島さんは声も出ていて、少なくとも僕が今までもっていた不安というか、モヤモヤは感じることはなかったです。
そして、飯島さんが今のマクロスまでの道のりを作ってくれたという事実には純粋に感謝だなあと思いました。
SUNSET BEACH結構好きなんですよね、本音を言えばシルバームーン・レッドムーンも聴きたかった!
愛おぼの実質的なED曲である天使の絵の具ですが、劇場版を見てあれが最後にかかるときすごく悲しくなるんですよね。
なんかこう、ミンメイがアイドルである歌なんだな、と感じてしまって。
僕が言わんとしていることは劇場版を見ていただくとしっかりと話せるので是非。
愛・おぼえていますかに関してはもはや語らなくていいかと。
超時空要塞を見ていなくてもシリーズでは度々取り上げられる楽曲なので自ずと知っている方の方が多かったでしょう。
生で聴けた、という事実にひっそり感動していました。
飯島さんはこの曲に対する思いはかなり特別なようで、それだけは今までTVで見ていた部分だけでも分かっていましたし、今回のでより実感しました。
このオリジナルを作品内で聴いた衝撃は相当でしたので、そういった意味でも劇場版はおすすめです。
ミンメイの楽曲って基本的に歌謡曲なので、ライブ映えする曲とはまた違うんじゃないかなーと思って聴いていました。
合いの手やコールによるわかりやすい盛り上がりはありませんでしたが、じっくり聴けたのはとても良い時間だったし貴重だったな。
05.突撃ラブハート(福山芳樹)
06.ヴァージンストーリー(Fire Bomber)
07.REMEMBER 16(福山芳樹)
08.LOVE SONG(チエ・カジウラ)
09.君に届け→(チエ・カジウラ)
10.PILLOW DREAM(チエ・カジウラ)
11.ANGEL VOICE(福山芳樹)
12.MY FRIENDS(Fire Bomber)
13.PLANET DANCE(Fire Bomber)
7のコーナー始まった瞬間の盛り上がりはすごかったですね。(自分棚上げ)
数行前に書いた通りなので雰囲気としてはより顕著だったと思います。
福山さんを現場で見るのは初めてだったんですが、
歌わない時の印象かなり違いますね、
ちょっと抜けたとこのあるおじさんでしかなかったw
それが逆に福山さんの魅力なんだなって思いました。
歌えばバサラなんだもんなぁ...かっこいいや...
本当に、バサラの生歌聴けてるんだ...って合間合間でずっと浸っていました。
7のコーナーは終始熱い印象でしたが、こうしてセトリ見ながら振り返ってみると、
冒頭の突撃ラブハートはまた別として
Fire Bomber名義のものは盛り上がる曲、それぞれのものはしっとり聴かせる曲になってたんだなぁと今更思います。
いや、本当に、REMEMBER 16とANGEL VOICE聴けたの最高でしょ。文句の付けようがないセトリ。
この二曲は7楽曲の中でも特に好きな、それこそ1、2を争う感じで好きな曲だったので。
福山さんが曲名しゃべった瞬間に「ッシャ!!」って叫んじゃうくらい。
さらに言えばヴァージンストーリーが強かった。なんでここで聴けるんだ神か。
福山さん一番の歌詞間違ってたのもライブならではって感じでした(笑)
一方の歌ミレーヌことチエ・カジウラさん。
ずーっとクールだった。笑顔を見せたり福山さんとの掛け合いで乗っかったり、楽しい雰囲気は伝わったけどクール、かっこいい。
僕はそんなチエさんの歌声がめちゃくちゃ好きなんですよね。
なんなんだろう、クセがあるというかなんか色気がある...?
上手く言葉には表せないんだけどすごく好きです。
連れてきてくれた友達にそんな話をしていたら失笑されましたが。
そんな独特な味のあるボイスでしっとり聴かせてくれました。
LOVE SONGのイントロ最初聴いてPILLOW DREAMだと思ったのは秘密です。
(結局歌ってたけど)
君に届け→ありがとう!!好き!!
この曲はエピソードがとってもいいのでマクロス7見てください。
福山さんも言ってたので是非見てくださいね。
最後のPLANET DANCEは聴く機会が劇中で結構あるんですが、演奏シーンを見ていてドラムに憧れてしまったんですよね。(憧れたまま止まっている)
いつかこの曲を叩いてみたいな、という漠然とした思いはありつつ、そのままです。
7のコーナーはバンドモチーフなのもあってか、
時折楽器を演奏しているところをカメラが映していたのもよかったんですよね。
まぁ福山さんがバリバリ弾いて歌ってたし。
時折バサラギターもちゃんと使っていて震えました。
去年からギターをかじり始めたのもあってなおさら演奏レベルのすごさが分かりました。
これがもっと弾けるようになったらより分かるようになるんですかね。
ひっそり期待していた「ファイヤー!」「ボンバー!!」のコーレスも実現し、もうほんとに、7のコーナーは胸の奥がじんわりする思いばかりでした。
みんな7見て曲も聴こうな!!
〇超時空要塞マクロスⅡ-LOVERS AGAIN-
14.もういちど Love You(笠原弘子)
いわゆるシクレ枠。
作品ごとの合間で小休止、次はFだなーなんて思っていたらイントロが聴こえてきて思わず立ち上がりました。
実を言えば昨日の時点でネタバレを踏んでしまい、可能性としては知っていたんですが、それはそれ。
実際目の当たりにするとそんなことは関係ないもんです。
Ⅱで一番好きな曲は実は「今は友達」。(笠原さんの歌ではない)
その次に好きだったのがこの「もういちどLove You」でした。
言葉がなかった。
ただ聴いていました。
笠原さんすっげーの、俺が聴いてたのと遜色ないんだもん。
声が綺麗。
ほんとうに、好きな曲そのまんま、でした。
笠原さんは多くは語らず、曲の始まりとともにスッと出てきて、歌い終わると短く挨拶をしてそそくさと立ち去ってしまいましたが、
歌っていただいて本当にありがとうございました......。
マクロスⅡは他のOVA作品と違ってあまり取り上げられることがない作品ですが、
イシュタル(ヒロイン)が可愛いのと、他の作品と比べて結構設定が攻めてるので面白いですよ、
是非!
15.Welcome To My FanClub's Night!(May'n)
16.射手座☆午後九時Don't be late(May'n)
18.What 'bout my star? @Formo(May'n/中島愛)
19.Good job!(May'n/中島愛)
20.放課後オーバーフロウ(中島愛)
21.【娘々FINAL ATTACK フロンティアグレイテスト☆ヒッツ!】
虹いろ・クマクマ
ライオン
ユニバーサル・バニー
22.サヨナラノツバサ ~the end of triangle
23.Get it on ~光速クライmax
や っ て く れ た な
ありがとう、それしか言葉が見つからない。
マクロスFのコーナー。
本当にマクロスFの、もっというとシェリル・ノーム starring May'nとランカ・リー=中島愛のライブだった。
あなたたちどんだけマクロスF好きなの~~~わかる~~~~俺も~~~~~
となった。
これは途中のMCによって判明した事実なんですが、できるだけ2人での歌を聴かせたい、(後半の)劇場版演出をやりたい、というお二人の思いがあり、
二人の持ち時間を持ち寄ってどうするか話し合って決めたのだそうで。
その中で「オーバーフロウは歌ってほしい」や「始まりはシェリルのライブみたいにしよう」などという話から以上のようなラインナップになったらしい。
その話聞いたらもうさ。
無理だよね。
どれだけの思いでこのセトリにマクロスFの世界観を落とし込んでくれたのか、それを感じた瞬間に胸がいっぱいになりました......
ありがとう。
アニソンシンガーとしても活躍されているお二人ですが、僕が生でお二人を見るのは今回のライブが初。
(ラブライブしか現場行ってないのでそりゃあそうなんだけど)
May'nさんのパフォーマンスの力強さ半端ない。
歌声もダンスもキレッキレ、パワフルです。
「俺の歌を聴け!なんて言うの恥ずかしいんですよね」という福山さんに対し(これはこれでらしさもあった)
入場一番に「あたしの歌を聴けー!!!」と高らかに叫んだMay'nさん。
まさしくシェリルでした。
射手座の「もってっけー!!」楽しすぎた。
自分の歌として全力で歌って踊っていながら
サビ前でしれっと煽って歌わせてくれるのかっこよすぎだわね。
中島愛さんも中島愛さんでランカのような可愛らしさが自然とでていましたね。
かと思えばオーバーフロウなんかは一転力強さを感じさせる歌唱、
やはりアーティストなのだなと実感せずにはいられませんでした。
星間飛行は一緒に踊ってましたw
オタクたちと叫んだ「キラッ☆」は一生の思い出かもしれませんね。
そしてなによりもWhat 'bout my star? @Formoですよ。
僕がFの中で好きなシーンといわれていくつかある一つに病院のシーンがあります。
そう、これが流れるシーン。
二人が揃った瞬間に今日一はこれだな、と感じたままその思いを秘めていたら、
ライブ後隣にいた友人がまさしく同じ感想を述べ、あっさりと同意しました。
ライブの満足度的には何を言われても同じように同意していたと思いますが、この同意に関して言えば同じ感想に驚き、共感できたことに喜びを感じていたんですよ。
友人、ありがとう。
オーバーフロウから始まる恋離飛翼のクライマックス演出。
劇場版の映像とともに再現をしてくれたの神では。
これを書きながら思い出したんだけど、ライブ前にサヨツバに関しては確かに友人と言及してて、でも曲の構造上ムズくね、みたいに話をしていたなあと。
……やったな。
すげーよ、すげーわ。
菅野よう子さんも生で歌うことを想定していなかった話マジで面白かったけど、そういうことだもんね。
かなり満足した内容で、感謝しかないのはそうなんですが。
やはりひとつひとつじっくり聴きたい曲はたくさんあるんですよね。
要するにF単独ライブ、頼むよ。
Fはさすがにみなさん見ましたよね???
追記:「中島愛 パンツ」で検索したらダメだよ!お兄さんとのお約束です。
24.恋!ハレイション THE WAR~album version~(ワルキューレ)
26.絶対零度θノヴァティック(ワルキューレ)
30.ルンがピカっと光ったら(ワルキューレ)
不確定性聴きたかったね~~~~~~~
という本音はさておき。
少なくとも自分の席の周囲はここが一番盛り上がってました。
そのせいか実は温度差を一番感じたのもデルタのコーナーです。
作品にまだ完全にのめりこめてないんだと思われますが。
コーレスとか合いの手はちゃんと知らなかったので見様見真似でやってたら
…楽しい。
演者含め会場全体での一体感を感じられるのはライブの醍醐味の一つですよね。
シリーズ末っ子、クロスオーバー初参戦とは思えない
盛り上げ、力のあるパフォーマンスを見せていました。
鈴木みのりさんが気合入って頑張っていた印象。
元気いっぱいにあちこちへ出向いて手を振ってくれていました。
それとデルタの完全新作についても発表がありました。
と言ってもタイトルだけでしたが。
なんなら監督いたことの方がテンションあがったまである。
しかし意味深な言及は気になったので楽しみではありますが。
そのためにも激情はこれからちゃんと見ます。
シクレその2。
一瞬何が起こったかわからなかった。
ただすごく盛り上がった。
しかし坂本さんもまたパッと表れパッと去っていった。
ありがとう。
〇アンコール
32.アイモ~鳥の人(チエ・カジウラ/中島愛)
33.いけないボーダーライン(May'n/ワルキューレ)
アイモはじっくり聴いた、それ以外はあんまり覚えてない・・・(笑)
いけないボーダーラインはすごかった。
May'nさんダンスキレッキレでセクシーでした。感謝。
しかしやっぱり盛り上がるんだよねワルキューレ、実際一緒になってやってると楽しいのは本当だし。
次のワルキューレ行こうなって言われたけど検討の余地ある。
〇ED
34.ランナー(全員)
最後がこの曲だったの結構よかったと思う。
びっくりするぐらい納得できたんですよね。
何気に好きな曲です。
超時空要塞の曲、年代もあって確かに古い印象なんですけど、
聴いていると不思議と結構好きになっていくんですよ。
良かったら、ね。
という感じで、じっくりたっぷり”好き”に浸かった時間でした。
好きな曲だらけだし、あれが聴きたかったこれが聴きたかったは確かにあるんだけど、言い出したらキリがないです。
聴きたい曲だらけですもん。
ただ。
ただ、1日目のプラネット・クレイドル聴けなかったのは
ほんとーーーーーーーーーーーに悔しいです。
これだけは大きい後悔。ビューイングでも行けばよかった...
プラネット・クレイドルは「マクロス30」というゲームの主題歌です。
このゲームはざっくりいうと
Fまでの作品(Ⅱは除く)がクロスオーバーして大きな敵に挑むものです。
電撃だったかでノベライズもしていて個人的にはかなり気に入ってる作品です。
おススメ。
しかしだからこそ残念。
BDあんのかな。
よかったらお願いしますね......
追記
座席についてシェリルのフルグラTに着替えたら隣の席の人が「シェリル推しですか?良かったら」ってくれました。
ありがとう
協賛ブースにいたシェリルとランカ、
可愛いね
気付いたら何時間書いてたんだろう。
思いのほかスカスカだったらごめんね。
それではまた。